2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧
夏目漱石原作映画「こころ」を名画座で観てきました。 「こころ」はご存知夏目漱石の古典的小説の映画化である。昭和30年(1955年)の市川崑監督作品だ。名画座の新珠三千代特集で見ておきたかった作品である。実は「こころ」が映画化されていること自体知ら…
コロナワクチン接種1回目完了した。 居住地からの通知は来ずにいつのことやらと思っていた。娘にも会社から職場接種打診メールきていた。妻はSNSの批判的意見で大反対。異常に敏感、でもこういう女って世の中ずいぶんといるみたい。 自分にもいったん先々週…
映画「1秒先の彼女」を映画館で観てきました。 台湾映画「1秒先の彼女」の評判がいい。台湾で賞をとりまくったようだ。原題:消失的情人節、英題:My Missing Valentine、ラブコメディだという知識だけで映画館に向かう。主人公のプロフィルを簡潔に映像で紹…
映画「いとみち」を映画館で観てきました。 今年いちばんの好きな作品である。本当にいい映画に出会った。 越谷オサム原作の映画「陽だまりの少女」が大好きで、横浜聡子監督作品「亀岡拓次」もお気に入り。ふと気づくとこの2人がコンビを組むという設定に気…
立花隆氏が亡くなったと伝えられている。現代の著述家の中では最も尊敬すべき人であり、強い影響を受けた。今後、立花隆の著述が読めないのは本当に残念である。心からお悔やみ申し上げたい。 「人間の肉体は結局その人が過去に食べたもので構成されているよ…
映画「赤坂の姉妹 夜の肌」を名画座で観てきました。 新珠三千代特集が渋谷の名画座で上映されている。これまで存在すら知らない映画がいくつかある。そのうちの一つ「赤坂の姉妹、夜の肌」は1960年の川島雄三監督作品である。赤坂のバーマダム長女(淡島千景…
映画「ビーチ・バム」を映画館で観てきました。 マシューマコノヒーは相性の良い俳優である。「ビーチバム」は比較的評価良さそうだけど、上映館が少ない。もう無理かな?と思ったら渋谷でやっている。隙間時間に行ってみると、ちょっと飛びすぎかな?といっ…
映画「ファーザー」を映画館で観てきました。 「ファーザー」はアンソニーホプキンスがアカデミー賞主演男優賞を受賞した作品である。最近は観たいと思う洋画新作に恵まれず、やむなくたどり着く。公開してしばらく経つが、映画館は意外にも満席だ。きっと自…
映画「名も無き日」を映画館で観てきました。 「名も無い日」は名古屋出身で米国在住のカメラマン日比雄一が自らの体験に基づき監督脚本した作品である。ここのところ、永瀬正敏が出演する映像を見る機会が多い。オダギリジョーが共演で、久々に今井美樹が登…
映画「キャラクター」を映画館で観てきました。 これはすごい!日本発A級クライムサスペンスである。 いくつかの場面で思わず大きな声が出てしまい、近くに座っている観客にじろっと見られた。映画オリジナルだというストーリーは実に練られていて、予想外の…
先週末書店で面白そうな本を見つけた。「映画評論家への逆襲」である。SNSで誰でも評論家になれる時代に、荒井晴彦や白石和彌をはじめとした脚本家、映画監督4人が、世間の評価に異議をとなえるトークショーの内容が収められている。 個人的には受け入れられ…
6月に入った。緊急事態宣言は相変わらず続く。でも、どうやらオリンピックはやりそうな感じになってきた。先週オフィシャルスポンサーのある幹部が訪ねてきて話をしても、完全にやる気になって準備している。余程のことがない限りやる方向に向かっているので…
映画「ソング・トゥ・ソング」は2017年のテレンスマリック監督作品 テレンス・マリック「ソング トゥ ソング」は日本では遅れて2020年秋に公開された。出演者はよくぞ揃えたと思うくらい超豪華である。普通であれば、このメンバーならすぐさまロードショーと…