2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
映画「あのこは貴族」を映画館で観てきました。 予告編で気になった映画である。何気なく見た「あのこは貴族」の映画紹介の記事で水原希子が慶大生を演じるというのも気になった。門脇麦は若松孝二監督のアシスタントを演じた「止められるか、俺たちを」や「…
フィンランド映画「世界で一番幸せな料理店」を映画館で観てきました。 これは心温まる牧歌的でやさしい映画である。 映画「世界で一番幸せな料理店」はフィンランド映画の名監督カウリスマキ兄弟の兄ミカ・カウリスマキ監督の作品だ。どちらかというと、弟…
映画「裸体」を名画座で観てきました。 裸体は1962年(昭和62年)の松竹映画である。永井荷風の原作を脚本家が本業の成沢昌茂がメガホンを持つ。嵯峨三智子が主演で、男のもとを次から次へと渡り歩く女を演じる。出演者は当時としては豪華で、それぞれ短いショ…
映画「すばらしき世界」を映画館で観てきました。 傑作である。心にじわっとくる。ここ一年の日本映画では1番の娯楽性を持った作品だと思う。たぶん今年有数の作品と評価されるであろう。 つい先日、神保町の東京堂書店の映画コーナーに西川美和監督の本が置…
映画「さらば愛しきアウトロー」は2018年のデイヴィッド・ロウリー監督作品 「セインツ」のブログアップ時も言及したが、蓮實重彦にはめずらしい新書本「見るレッスン」でデイヴィッド・ロウリー監督を絶賛している。同時にこの「さらば愛しきアウトロー」に…
2020年度キネマ旬報ベスト10が発表になった。 コロナ騒ぎで休館になる時期もあり、例年よりも作品は少なくなったと思う。日本映画をベストで出せるほど見ていなかったので、年末は日本映画の「ラストレター」を含めた自分のなりの2020年好きな映画を年末ブロ…
映画「花束みたいな恋をした」を映画館で観てきました。 映画館に行き、観る作品を突然別のものにするなんてことは滅多にない。「ヤクザと家族」を観るつもりだったが、暗くギスギスしたのはこの気分にはどうかな?とふと感じてしまう。一連の出演作はつい観…
「わたしの叔父さん 」を映画館で観てきました。 映画「わたしの叔父さん」はデンマーク映画、2019年東京国際映画祭でのグランプリ作品である。引っかかる何かを感じて映画館に向かう。少女時代に親を亡くし、叔父と共に農場で乳牛とともに暮らす若い女性の…