2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
映画「女は二度生まれる」は1961年(昭和36年)の大映映画 女は二度生まれる若尾文子 九段下に行くと、坂を登れば靖国神社だ。靖国神社は諸外国からみて右翼の象徴みたいになっているが、軍人を祀るということなのにちょっと大げさである。その靖国神社の参…
映画「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」を映画館で観てきました。 世界恐慌が全世界に猛威を振るっている1933年前後、社会主義国のソ連のみが不景気の影響を受けていないと言われていた。この映画では、英国人ジャーナリスト、ジョーンズがスターリン率い…
映画「最後の追跡」は2016年のNetflix映画 「最後の追跡」は日本未公開でNetflixのみ配信である。大ファンのジェフブリッジスが主演というのに映画の存在すら知らなかった。コロナ騒ぎまでNetflix派でなかったことを悔いた。なんとアカデミー賞で4部門(作品…
映画「糸」を映画館で観てきました。 久々に日本映画を映画館で観た。菅田将暉と小松菜奈のコンビは「ディストラクション・ベイビーズ」と「溺れるナイフ」でみている。いずれも2人の演技が冴え、好きな作品だ。気になっていた作品で、公開早々にむかう。こ…
映画「女囚701号 さそり」は1972年(昭和47年)の東映映画 「女囚701号 さそり」は梶芽衣子の代表作と知りながら、なぜかご縁がなかった。怖いもの見たさに覗いてみると、これがまた凄い。梶芽衣子本人の存在感は言うまでもないが、 扇ひろ子 、横山リエ、三…
映画「パパと娘のハネムーン」は2018年のNetflix映画 Netflixの作品を見ていてちょっと気になる題名がある。「パパと娘のハネムーン」は「アナと雪の女王」でアナの声を吹き替えるクリスティン・ベル主演である。 結婚式でお互い誓いをいう寸前に花婿に…
映画「立派な子どもの育て方」は2017年のカナダ映画 Netflixに面白そうな題材がある。人間の成長に大きく影響するのは遺伝的要素か?訓練努力か?現在の日本でも常に議論が交わされている。2人の科学者は、生まれたばかりの子どもが親の気質と反対の才能を伸…
映画「タルーラ」は2016年のNetflix映画 「ジュノ」「ローラーステートダイアリー」で愛くるしい姿を見せてくれたエレンペイジの今度の役柄は、赤ちゃんを図らずも持ち去ってしまう誘拐犯人役である。ふとしたはずみで赤ちゃんのベビーシッターになった女の…
映画「さようなら、コダクローム」は2017年のNetflix映画 好きなんだなあ、この映画。もしかして今年見た92作の中でいちばん好きかもしれない。 「さようなら、コダクローム」は、余命短いプロカメラマンがしばらく疎遠になっていた息子に再会して、すでに閉…
映画「幼い依頼人」は2020年の韓国映画 「幼い依頼人」はいかにも韓国映画らしい酷い映画である。7歳の実弟を殺したと告白をした10歳の少女が本当のことを言えない状況に、その真実を明かすために弁護士が奔走する姿を描く。2013年に韓国で発生した継母児童…
映画「黒い司法」は2020年公開のアメリカ映画 「黒い司法」は理想にあふれた若い黒人弁護士が、証拠がなく死刑判決を受けた死刑囚の再審を勝ち取るために奮闘する姿を描く。グレゴリーペックが正義感あふれる弁護士を演じた「アラバマ物語」から続く伝統…
映画「ハスラーズ」は2020年公開のアメリカ映画 ジェニファーロペスがストリッパーを演じるということで前評判高い映画だったが、これもコロナでDVDスルー。ストリップクラブで男たちの金をくすねていたストリッパーたちが、徒党を組んでウォール街の金融マ…
映画「私は死にたくない」は1958年のアメリカ映画 「ウエストサイドストーリー」「サウンドオブミュージック」という不朽のミュージカル映画のメガホンをとったのはロバートワイズ監督である。彼がこれらの名作を撮る前1958年に公開したのが「私は死にたくな…
映画「シャチの見える灯台」は2016年のNetflix映画 Netflixの作品を見ているとふと目につく「自閉症」「シャチ」の二文字に引き寄せられる。重い自閉症気質の息子がこの先どうなるのか心配な母親が、少年が関心を持ったシャチを手なずける海の監視員がい…