2017-01-01から1年間の記事一覧
映画「ロスト・イン・パリ」を映画館で観てきました。 「アイスバーグ!」「ルンバ!」で知られるベルギーの道化師夫婦ドミニク・アベルとフィオナ・ゴードンの製作・監督・脚本・主演による、夏のパリを舞台にしたコメディ映画。主人公の女性のメガネがおか…
映画「ワンダーウーマン」をみてきました。 ガル・ガドット演じるワンダーウーマンの姿はかっこいい。これは観るしかないと映画館に向かう。ルパート・グレグソン・ウィリアムズの音楽が終始高らかに鳴り響く中で、テンション高いままに映画は進む。途中退屈…
映画「ELLE」を映画館で観てきました。 鬼才ポール・ヴァーホーヴェン監督がフランスを代表する名女優イザベル・ユベールと組んだ新作である。サスペンスタッチでなんか面白そう。ポール・ヴァンホーヴェン作品は「氷の微笑」からずっと追いかけている。特に…
映画「幼な子われらに生まれ」を映画館で観てきました。 なかなかの傑作である。浅野忠信主演の新作は、田中麗奈演じる妻と連れ子2人と暮らす男を演じる。夫婦ともバツイチで再婚、男にも前妻との間に生まれた娘がいる。微妙な年齢に育った娘の反発に戸惑う…
映画「ベイビー・ドライバー」を映画館で観てきました。 なかなかの評判である。週刊文春シネマチャートで満点1点たらずの24点となると、すぐさま観に行くしかない。ここまでの評価は年に1~2回くらいしかない。満員御礼状態である。ライアン・ゴズリングの…
映画「牝猫たち」は2017年公開の日活ポルノ映画である。 久々の日活ポルノがようやくDVDとなる。その昔は各種雑誌に日活ポルノの女優さんたちのヌードが出まくって、女優の名前もすぐ覚えたものだ。今回は監督の白石和彌は「凶悪」や「日本で一番悪い…
映画「王様のためのホログラム」は2017年公開のトムハンクス主演映画である。 トムハンクスの小品。この原作を読んで、作品化と主演を要望したという。映画を見てみると、一級作品に絶えず出ているトムハンクスが何で?この映画に?という印象が強い。 …
「映画評論・入門」モルモット吉田著を読みました。 これは予想外の面白さである。 題名からすると、映画評論とはこうするもんだというノウハウ本のように見えるが、違う。日本の映画史で映画評論家と俳優、監督が絡む逸話を紹介する。その逸話にからんだ当…
映画「フェリスはある朝突然に」は1987年のアメリカのコメディ映画だ。 80年代のムードが映画全体に漂うジョン・ヒューズ監督による青春コメディ映画だ。いたずら好きの少年が親と学校をだまして遊びまわる一日を描いた作品で、インターネットも携帯電話…
映画「ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密」を映画館で観てきました。 これは面白い!久々のおすすめ映画である。 まさに超満員の客席、実は自分も一回観そびれている。これはまずいとネット予約で向かう。映画館の外には観そびれている夫婦やら大勢いた。…
映画「ハクソー・リッジ」を映画館で観てきました。 映画「沈黙」で転向する宣教師を演じたアンドリュー・ガーフィールド主演の新作である。「ハクソー・リッジ」なんてわけがわからない題名だが、要は「沖縄戦で戦傷者を救出する衛生兵」を描いた映画だ。「…
映画「幸せなひとりぼっち」は2015年公開のスウェーデン映画だ。 ミニシアターでロングランでやっていた。スウェーデンでは人気だったということだったけど、主人公の顔がどうも好かなくてdvdスルーだ。でも気になるので観てみる。最初はこの主人公の…
映画「僕と世界の方程式」は2017年日本公開の英国映画だ。 昨年は数学者ラマルジャンの若き日を描いた「奇跡がくれた数式」があったが、こういう数学の天才の話は自分がそうでないだけにあこがれる。今回は自閉症の数学好きの少年が「数学オリンピック」…
映画「溺れるナイフ」は2016年公開の菅田将暉と小松菜奈主演の作品 なんとなく気になっていた作品である。激しい暴力表現が映画の中でずっと続く「ディストラクションベイビーズ」で菅田将暉と小松菜奈は共演している。髪を染めた菅田将暉の雰囲気が変だ…
映画「グッバイ、サマー」は2016年公開のフランス映画 中学生の夏の想い出なんてテーマって昔から好きなテイストである。「アメリ」以来ずっと追いかけているオドレイトトゥも出演しているし、ロードムービーは大好きなので気になっていたが忙しさにかま…
映画「淵に立つ」は2016年公開の日本映画 カンヌ映画祭「ある視点」部門審査員賞受賞作品である。深田晃司監督作品は「ほとりの朔子」を見ている。二階堂ふみ演じる福島の田舎町を旅する浪人生が主人公の作品で、非常に感受性の強い少女が大人になるとき…
映画「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」は2016年日本公開のアメリカ映画 自分はDVDスルーとなってしまったが、評価が高い映画である。ハリウッド映画全盛の40年代から活躍していた脚本家ダルトン・トランボは、反体制のスタイルで偉そうにし…
映画「マンチェスター・バイ・ザ・シー」を映画館で観てきました。 今年のアカデミー賞主演男優賞と脚本賞を受賞している作品だ。さらっとストーリーを知って映画館に向かう。日本映画「追憶」で冬の寒々しい景色を映像で見た後で、ここでもマンチェスター・…
映画「追憶」を映画館で観てきました。 岡田准一の新作である。それだけではこの映画見に行かない。監督降旗康男と撮影木村大作という老大家による久々の作品というのだ。気になってしまい、映画館に向かう。降旗康男監督作品は高倉健の遺作「あなたへ」以来…
韓国映画「お嬢さん」を映画館で観てきました。 日韓併合以降の朝鮮を舞台にした映画だという。なかなかチャンスに恵まれなかったが、ようやく観れる。監督は「JSA」「オールドボーイ」と韓国映画の傑作を作ってから「イノセントガーデン」でハリウッドデビ…
映画「ジャッキー」を映画館で観てきました。 最近の若い人には知らない人も多いだろうけど、自分が小さいときはジャクリーンというのはセレブの象徴のような人であった。船舶王オナシスとの再婚も女性週刊誌にずいぶんと取り上げられているのを新聞の広告で…
映画「ムーンライト」を映画館で観てきました。 アカデミー賞作品賞となれば、すぐさま見るしかない。でも映画館は割とすいていた。ララランドと違いジャケットの華やかさがないからかもしれない。いじめの話と聞いていたが、確かに小さい時からいじめられ続…
映画「アシュラ」を映画館で観てきました。 「アシュラ」は韓国得意のクライムアクションで何か面白そうだ。「コクソン」の主演2人クァク・ドウォンとファン・ジョンミンが同じように活躍するのであるが、いかにも汚職大国韓国らしい市長、検事、警察をとり…
映画「哭声 コクソン」を映画館で観てきました。 これはもう凄すぎる。 スリラー、クライムサスペンス、ホラーといったジャンルを超越した映画である。自分から見て韓国映画最強のクライムサスペンス映画「チェイサー」でデビューして、我々の度肝を抜いたナ…
映画「アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲」は2016年公開のフランス映画 クロードルルーシュ&フランシスレイのコンビといえば、昔からの映画ファンにはおなじみの名前だ。でもこの2人どうしたんだろうと思っていたら、なんと新作が出たという。しかも、…
映画「バンコクナイツ」を映画館で観てきました。 東京ではテアトル新宿でしか「バンコクナイツ」をやっていないので、ものすごい超満員である。 評論家筋の評価がいかにも賛否両論、こういった映画は観てみるに限る。自分はタイにはいったことがない。でも…
映画「LA LA LAND」を映画館で観てきました。 これは最高!!です。 予想を上回る素晴らしい作品だ。 冒頭から渋滞の高速道路でのミュージカルタッチのシーンでまずは度肝を抜かれる。黒人女性の歌声からから始まって、色彩豊かな衣装で着飾った男女が止まっ…
映画は楽しめればいい。量か質か?これでもか、これでもかといい映画、自分に合った映画を探し求める。 2006年ころから見た映画の題名だけをピックアップして記録しているが、もう2222本を超える。それだけ見たわけだ。ここのところ年間200本割っ…
ちょうど丸9年になる。勢いでできたブログだ。映画中心にコメントしているが、以前ほどアップの頻度が高くはない。本も映画も数を気にしているが、量よりは質に転換すべきところなのであろうか?同じ本や映画を何度も読んでものにするという態度も必要なのか…
映画「オフィス檻の中の群狼」は韓国のスリラーサスペンス映画 韓国のクライムサスペンスのレベルは日本映画をはるかに超越する。よくできている数ある作品でも自分はスピード感、極度の残虐性、脚本の意外性から「チェイサー」がいちばん度肝を抜く作品だと…